ボランティア募集情報

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ホームページ再開のお知らせ

復興支援”EGAO(笑顔)せんだい”サポートステーション(以下”EGAOせんだい”)のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
8月11日より復興支援”EGAO(笑顔)せんだい”サポートステーションを設置し、活動しておりますが、その間ホームページの更新を休止しておりました。まずは最新情報を提供出来なかったことお詫び申し上げます。

本日10月7日(金)より、少しずつではありますが更新を再開し、ホームページリニューアルをしていきたいと思います!

まずは、最近の活動について紹介します。
”EGAOせんだい”を開設してからの2ヵ月弱、個人宅の依頼(高齢者宅の家具移動等、生活復興支援系、津波被災世帯の泥出し等復旧系など)はもちろん、イベントタイプのボランティアのマッチングも行っておりました。それだけではなく、災害ボランティアセンターとは違い直接的なボランティア派遣業務だけではなく後方支援も行なっております。

仙台市内では、現在多くのボランティア・NPO団体等市民団体が得意分野を活かした復興支援を行なっております。発災直後には他県団体等からの支援が大きかった面も有りましたが、“復旧から復興へ”と向かう過程の中で自分たちの課題・目的意識の中から様々なテーマ型の市民活動団体が立ち上がったと思います。

“EGAOせんだい”・仙台市ボランティアセンターは、普段より常設されているボラセンの機能として、もともと市民活動団体への支援を行なっておりました。活動内容がステキなものでも一団体としての広報力ではなかなかボランティアが集まらない、活動を継続するのに自己資金が不足している、今求められているボランティアはどういうものだろう…といった団体が抱えている悩みに対してノウハウを提供する、団体同士をつなげる等支援を行ってきました。

「今、本当に被災者の方が必要としている支援は何だろう?」という問いと向き合いながら活動している団体に対し、そういった団体の個性・強みを生かしながらも、より被災者に寄り添った復興支援へと提案できる総合的なコーディネート力を持っているところが、仙台市ボラセンが設置している“EGAOせんだい”の存在意義であります。

もちろん、団体だけではありません。

これからボランティア活動を希望されている方には、活動場所の情報提供をします。民間団体の活動状況や、地域での取り組みを紹介することで多くの人に活動を知ってもらうことができます。
 “EGAOせんだい”をきっかけとして支援の輪が広がっていくことで、支援を必要とされている方の目や耳に情報が入ることにつながればと思います。

…と少し堅い表現にはなりましたが、これらの色々なやり方で「必要な時に必要な支援を行う」窓口が“EGAOせんだい”なのです。

EGAOの説明が長くなりましたが、今日は2回ほどボランティア派遣を継続している「菜の花プロジェクト」についてお知らせしたいと思います。

この「菜の花プロジェクト」は東北大学農学部さんのプロジェクトで、津波被災を受けた畑に、耐塩性のある菜の花を植えてその経過を追うというものです。研究としては、少し難しいものかもしれませんが、畑に咲いている菜の花を想像するだけでも、花の黄色は目に鮮やかで、復興支援の象徴になるのではないかと思います。”EGAOせんだい”の登録ボランティアさんにも多数協力いただいております。

災害ボラセン時代には、こちらの活動場所である農業園芸センターを使えるように泥出し作業を行ったことがあります。(活動いただいたボランティアさんも多かったのでは?)

●7月30日(土)
若林区の農業園芸センター周辺の畑です。
泥出し前には草が茂っていた土地が…

ボランティアさんの手により泥が掻きだされ…

上記写真を2枚見比べただけでも進んでいることが分かります。

●9月25日(日)
一時は台風15号の影響でどうなるかと思いましたが、こんなにきれいな空の元活動することができました。
この日は皆さん楽しみにしていた菜の花の種まき作業です。本来活動する予定だった畑は、台風の影響で水が抜けずに作業する事ができませんでしたが、農業園芸センター内の一部の圃場にてこの日やっと種まきまでこぎつけることができました。

↑ボランティアさんが並ぶと壮観ですね!一列ずつ丁寧に植えています。

こちらの活動は、10月10日(月)にも予定されており、多くのボランティアのみなさんにご協力を頂く予定です。春には満開の黄色のじゅうたんが見られることと思います!また、その頃にはイベントも予定されているようです。

※「菜の花プロジェクト」の概要、今後のスケジュール等については、東北大学農学部ホームページ「食・農・村の復興支援プロジェクト」を御覧ください。

3・11から半年が過ぎ、復旧から復興へと必要とされている支援の形も変わってきていると思います。
今後は、”EGAOせんだい”のボランティア活動だけではなく、地域でできた(もしくは従来よりあった)「人と人とのつながり」といったことにも改めて注目し、仙台市内で行われている生活復興支援活動をホームページにて取り上げていければと思いますので、ぜひ御覧ください!


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