編み物ボランティアfromアメリカ!
本日、宮城野区の扇町4丁目公園仮設住宅と1丁目公園仮設住宅2カ所で、EGAOのボランティアさんによる編み物教室が開かれました!
その中で、午後に行われた扇町4丁目公園仮設住宅にお邪魔してきました!
今回編むのは…こちら!
カラフルな靴下です。
基本のくさり編みを教えて頂き…
こちらの解説書のように基本のくさり編みをつなげていきます!
今回、講師をつとめていただいた佐藤さんと前嶋さんは、なんとアメリカのワシントンD.C.から仙台での活動にいらっしゃいました。
佐藤さんは50年、前嶋さんは10年とお二人ともアメリカに渡られてかなり長いとのことでしたが、今回の震災を現地の報道で知り、心が痛くなって…同じ日本人として何かできることはないか?とつくりはじめたのがこちらの手編みの靴下。(前嶋さんはもともとアメリカで手編みの教室をしたり、老人福祉施設に編んだものを寄付していたそうです。佐藤さんともその縁でつながったとのことです。)
最初は、とにかく一人暮らしの高齢者が寂しくないようにとの気持ちで編んでいたとのことでしたが50、100足と心のこもった靴下が出来上がるうちに…ただ靴下を送るのではなく、実際に現地で教室を開いて編み方を伝えて、お家で趣味として編んで欲しい!という気持ちになり、ご友人を通じて”EGAOせんだい”にご相談いただきました。
11月18日に最初のご相談をいただき、帰国の日程や宮城野区役所まちづくり推進課さまとの受け入れ調整をした結果、今日と明日開催の運びとなりました。
お二人が届けたかったのは、靴下そのものはもちろんですが…こういったあったかい気持ちそのものなんだろうなぁとお話を伺っていて感じました。
(写真左から2番目の方が前嶋さん、右から2番目の方が佐藤さんです。)
参加者の中には、初めて編み物をするという方も…しかし
お二人からコツを伝授していただくと、スルスル編まれていきます。
会場からは「1,2,3,4,5…」と網目を数える声や「コースターや鍋敷きに応用できるね」といった声も聞こえて、楽しい会となりました。
(余談ですが、私も少し挑戦させていただきました…当人のセンス不足によりコツを掴むまで至らず。再チャレンジしたいと思います!)
上の写真でもチラッと映りましたが、今日はNHKさんと河北新報さんの取材も入っていました!
今日の2時間では編み終わりませんでしたが、早い人ではあと2〜3時間もあれば1足編んでしまうとのことでした!
みなさん、見本用にということで一足ずつ靴下をプレゼントいただいておりましたので、きっと可愛らしい靴下が出来上がるのではないかと思います☆彡
こうして編み方を覚えられた方からまだ参加していない方へ、または自分で編んだものを誰かにプレゼントして…とあったかいつながりができていければと思います。
さっそく履いている方も…
直前まで、色んな顔で笑わせてくれていたKくん。こちらの写真はおすまし顔です!
最後にみなさんでパチリ☆
このようにみなさんと、EGAOになれるイベント募集中です!
「私も〇〇だったらできるよ〜」
「会社として、こういうものだったら支援できます」
といった声どんどんお寄せください!