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Nゲージがやってくる!〜気持ちは海峡を越えて〜

久しぶりの更新となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
本日、福祉プラザにて子ども大興奮!のイベントが開かれましたので、報告いたします。

Nゲージ(鉄道模型)の遊び・見学会です。
ところで、みなさんNゲージとは知っていますか?
NゲージのNは”nine”すなわち、数字の9を表すんです。
鉄道模型の世界では、これは列車のレールの幅が9mmの規格で作った模型だよ〜ということの総称としてよく使われるようです。(他にはHOゲージ等々レール幅にはバリエーションがあるそうです。)

(↑一番左が杉本さんです。)

こちら企画とご提供いただいた杉本さんは、なんと北海道苫小牧市からお越しくださいました。
他の4名のボランティアさんも杉本さんとは元会社の同僚、後輩ということで仙台在住の方や遠く郡山から駆けつけていただいた方もいらっしゃいます。久々の再会になったようです☆

杉本さんは、地元苫小牧市で民生委員として活動されており、定期的に子ども向けにこうしたNゲージのイベントをされているそうです。
その中で、今回の震災で大変な思いをした子どもたちが少しでも笑顔になれるように、自分の趣味のNゲージを何とか仙台で走らせたい!とのアツい思いで、今回EGAOせんだいに登録・ご相談頂きました。
今回、持ち込んでいただいた車両は約50台近く。一つを除き、杉本さんが実際に乗車した電車の模型。その一つとは、東北新幹線の新車両「はやぶさ」とのこと。「はやぶさだけは、まだ乗っていなかったので、明日乗りに行きますよ〜。楽しみです。」とお話されていました。

(↑河北新報社の取材を受ける杉本さん)

また、今回は直接は仙台に来れないけれども、気持ちだけは連れていってほしいとの思いでお住まいの苫小牧市ときわ町内会からの筆文字のメッセージ横断幕も持ってきていただきました。
力強い字で、想いが込められています。

今回のイベントも、前回のクリスマスツリーづくり会同様に民間の借り上げ住宅にお住まいの方にお声がけしました。
寒い風が吹き付ける中、7組総勢22名を超える参加者の方に楽しんでいただけました。

中には、「孫には参加することを内緒で、福祉プラザに連れてきたんですよ。ビックリさせたくて。」という祖母の方もいらっしゃいました。
お話をきいていると、身内の方にJR勤務の方がいらして、いろんな所に連れてってもらった影響でお孫さんは電車が大好きになったそう。震災前に部屋いっぱいにあったプラレールのおもちゃは津波によって流されてしまったとのこと。お孫さんのはしゃぐ様子を、優しい笑顔で見守られていました。

「エンジン全開!」
「これはモーターが入っているから、ここだよ。」
「あーあ…外れちゃった。」
子ども用のレーン思い思いにで操作を楽しんでいました。
初対面の子ども同士でも、順番を守りながら仲良く遊んでいる姿に少しビックリしました。

さて、こちらは見学レーン。
120分の1サイズのジオラマで街を再現しており、精細なつくりです。
ここには、あの東北新幹線「はやぶさ」をはじめ、寝台列車「北斗星」、SL等々が上に下にと走って行きます。

  

「はやぶさ、本物みたいで速〜い!!!」
「あれ、なんの電車?」と大人も子どもも楽しめるものになりました。

鉄道好きな女の子。
カメラ片手に一生懸命列車を追いかけます。
将来の”撮り鉄”候補ですね♪

別コーナーには、全国から小口のご寄贈をいただいた毛糸の靴下や、日用品等の提供品の配布コーナーを設け、ご自由にお持ち帰りいただき、あたたかい気持ちを受け取っていただきました。

  

アンケートで書かれたみなさんの声の中には…
「子どもが電車が大好きで、本物そっくりのNゲージを見て、とても興奮しているのを見てよかったなと思った。小さな他の子どもたちが遊んでいるところに一緒に混ざって楽しそうにしていて、初めて会ったにも関わらず、交流を持ててよかった。」
「Nゲージだけではなく、少しずつ被災者への関心が薄れていっているのを感じていたので、思わぬご厚意に心があたたまりました。」
「あの日、これからの希望を失いかけた私たちですが、日本全国のみなさんや世界各国のみなさんの応援をいただき、光を見つけそれに向かって歩むことができました。子どもにとって心にのこる日になりました。心の奥底からは元気になることができませんが、応援してくださる方がたくさんいる現実を胸に一日一日を元気になろうと思います。」

といった素晴らしいメッセージをいただきました。

今回のみなさんを見ていて、改めて感じたことがあります。
やはり、子どもの笑顔はみんなをあったかい気持ちにさせるということです。
大人のみなさんの顔も…やわらかい顔になっていました。
そんなみなさんの様子を見て、ボランティアの杉本さんは「本当に来てよかった。ありがとう。」とおっしゃっていました。
この言葉、本当にうれしかったです。

長文となりましたが、これからも私たちは、みなさんのEGAO(笑顔)が少しでも増えていくように、サポートしていきます!
…とは言っても、私たちだけではできることは限られています。本当にこういったボランティアさんたちのご協力により進めています。本当にありがとうございます。

ぜひとも、イベント等企画をご提案いただける方やご相談等ありましたら、ご連絡頂ければ幸いです!
また物資についても、保管場所がないため、全てを直接受け取る事はできませんが、ご相談はいつでも受けておりますのでお電話頂ければと思います!


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