はまなすの花を植樹〜534kmを結んだ絆〜(11月7日配信)
被災地緑化ボランティアプロジェクト「IRODORIせんだい」の一環として、ハマナスの花の植樹を先月末行いましたので報告します!
このハマナスは、色々な方の思いが結んだハマナスでした。
直線距離にして約534?。
宮城県仙台市と北海道札幌市を結ぶ距離です。(※それぞれの市役所所在地で換算しています。)
距離はもちろんのこと、来仙する際には津軽海峡を越えなくてはならず、決して近いとは言えないまちです。
そんな中、今回の震災においてはいち早く応援にかけつけてくださった札幌市社会福祉協議会様。災害ボランティアセンターの運営サポートのため、職員の方を継続して派遣いただいておりました。
そちらのご縁で、EGAOせんだいでは、9月30日に札幌市ボランティアセンターが主催したボランティアバスツアー活動をコーディネートさせていただき、若林区荒浜地区での漂流物撤去にご協力いただきました。
その活動に参加されたボランティアのみなさんが、何か離れていてもできることをと「ハマナス募金」を、多くの方に募っていただき、みなさんの善意が今回若林区荒浜地区で形となりました。
そもそも、みなさんハマナスという花を知っていますか?
実は、この花北海道の花として制定されています。
バラ科の植物で、寒いところにも強く、海岸の砂地に自生していることが多いです。
濃いピンクや白などきれいな花を咲かせます。その実はお茶で有名なローズヒップとなるんですよ〜。
10月25日(木)の植樹の様子はこちらです。
当日は、苗を送っていただいた雪印種苗株式会社の方に、現地で植え方のアドバイスをいただきながらの作業でした☆
仙台にご提供頂く前は、夏のボラバスツアーの活動地であった岩手県釜石市の方にも寄贈されたとのお話です。
私は見たことがなかったのですが、海岸付近には震災前に元々ハマナスが自生していたそうです。(特に日和山の麓付近だったようですが…)
このハマナスが綺麗な花を咲かせ、少しでも多くの方に安らぎが届くことを願うとともに、応援してくださっているみなさんがいることに改めて感謝をして進んでいきたいなと思います!
札幌のみなさん、植樹にご協力いただいたボランティアのみなさん、ありがとうございました!