活用事例

2022.10.28 活用事例
【社協×大学】一緒につくる地域社会~ボランティア活動の連携・協力に関する協約~

 本会では現在、在仙大学8校と「ボランティア活動の連携・協力に関する協約(以下パートナーシップ協約)を締結しています。
 パートナーシップ協約とは、若者の力を最大限に活かしながら、誰もが安心して暮らすことのできる地域社会づくりを、本会と大学で連携して進めていくことを目的に締結している協約です。
 これまでにも、パートナーシップ協約締結大学の学生と連携し、災害ボランティアや、届けるボランティア活動など、さまざまな活動を一緒にすすめています。

【パートナーシップ協約締結大学(2022.10.31現在)】
*東北福祉大学
*仙台白百合女子大学
*東北学院大学
*東北文化学園大学
*宮城学院女子大学
*東北生活文化大学/東北生活文化大学短期大学部
*東北工業大学
*東北大学 高度教養教育・学生支援機構

災害ボランティア
 本会主催の災害ボランティアについて学ぶ講座「災害ボランティアセンター運営サポーター養成講座」の受講や、地域で実施している「災害ボランティアセンター設置運営訓練」にスタッフとして参加をすることで、多くの学生が、いつ起きてもおかしくない災害に備えて活動しています。
実際に令和4年3月16日に発生した福島県沖を震源とする地震の際には、仙台市ボランティアセンターからパートナーシップ協約締結大学に協力を依頼し、個人宅の、倒れた家具の片付け等を行なっていただきました。
 また、令和4年7月15日の豪雨災害でも、多くの学生が自主的に被災地である松島町に足を運びボランティア活動に参加しました。

【↓災害ボランティアセンター設置運営訓練の様子】
        

学生と企業のボランティア活動情報交換会
 学生と企業が一緒だからこそできる社会貢献活動を考える場として開催した情報交換会。多くの学生や企業が参加し、「子どもたちと遊ぶサークル活動の経験を活かして・・・」や「企業で所有している土地を利用して・・・」等それぞれの立場だからこその視点を持ち寄ることで、多種多様なアイデアが誕生しました。
 参加した学生からは「他大学だけでなく企業の活動も知れて活動の幅が広がりそう」、企業の方からは「若者のパワーやアイデアに触れることができ刺激を受けた」等の感想をいただき、学生と企業が相互に良い影響を受け、今後の活動へとつながる情報交換会となりました。

会えなくてもつながれる 届けるボランティア活動
 仙台市ボランティアセンターでは、プレゼントやWEBを利用した、コロナ禍でもできる非接触型のボランティア活動の場を提供しています。
現在、毎月第1・3土曜日「非接触型ボランティア活動サロン」を開催中です。コロナ禍で孤立しがちな地域の高齢者等に向けて、手作りの小物入れとメッセージカードを作成し届けるボランティア活動を行っています。
 パートナーシップ協約締結大学の学生が多数参加しており、コロナ禍で、若者と地域の交流の場が減少している今日、実際に会えなくても、プレゼントやWEBを通して、地域に元気と活力を与えています。

【↓届けるボランティア活動の様子、手作りの小物入れ、受け取った方からのお礼の手紙】
   
 

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